
移住の先輩インタビュー!

移住してからのギャップはあまりないです。だいたい必要な物も揃うし住みやすいなと感じます。
札幌で美容師をしていた時にお客さんから勧められ初めて利尻島を訪れた小笠原さん。二度の利尻山登山を通して利尻島の大自然に惹かれ、移住を決めました。2024年9月からは利尻富士町の地域おこし協力隊として活動されています。利尻の自然を生かした料理やアクティビティなどを楽しむ彼女に利尻の魅力と島での生活についてインタビューしました。
Q1. 利尻島への移住のきっかけはなんですか?
元々地方の暮らしに憧れがあり、札幌で美容師をしていた時に利尻に住んでいるお客様に勧められ利尻に一人旅に来たのがきっかけです。
三年前利尻山山頂を目の前に悪天候で断念し、その翌年にもう一度利尻山登頂を目指して、二年連続で利尻に来たことをきっかけにここに住みたいと思いました。
Q2. 移住するにあたり助けになったこと、壁になったことはなんですか?
いざ移住を決めましたときに、全く新しい土地に知り合いもいない中飛び込んでいくのはとても不安でした。その中でこの移住ポータルサイトから問い合わせて担当の方から色々お話を聞かせて頂いたことが参考になりました。逆に壁になったことは、車の運転免許を持っていなかったことです。希望していた地域おこし協力隊の求人の応募には普通運転免許必須条件でしたので、仕事の合間に教習所に通いました。
Q3.移住する前と移住してからギャップはありましたか?
ないです。利尻は思っていたより住みやすく、もっと構えていたので逆ギャップは感じました。冬は雪すごいよー!!と脅かされていましたが、まだそこまですごい経験をしていないからかも知れません。札幌とそんなに変わらない気がしました。あと、物もだいたい必要な物は揃うし住みやすいと感じました。
Q4.暮らしていて大変なこと、島に移住して良かったなと思うことはありますか?
暮らしていて大変なことは冬の車の運転です。良かったことは周りの方達が皆優しく、面倒を見てくれる人が多く、毎日楽しく過ごせていることです。本当にありがたいです!
Q5.現在地域おこし協力隊として活動されていますが、どんなことにやりがいを感じますか?
前職が接客業だったので、人と携わる仕事が好きで、今の地域の人と関わる活動にはやりがいを感じられます。パソコンで事務作業よりは、人と携わっている方が楽しいですね。
Q6.今後、利尻島でこんなことをしてみたい!ということはありますか?
鬼脇地区の地域おこし協力隊で着任したからには、鬼脇のイベントや町をもっと盛り上げていきたいです。島で採ってきた笹を使った納豆作りのワークショップを行ったりしていますが、最近山菜ソムリエの資格も取得したので、それを活かして鬼脇をはじめ色々な所でワークショップを行っていきたいと思っています。過去に行っていた鮭釣り大会も復活させて今年は開催していきたいです。

鬼脇地区で活躍する漁師さんたち (左から)齋藤さん・池亀さん・塚本さん
「強い男」というイメージのある漁師さん。島外から利尻に移住し、漁師として活躍している方たちが多くいます。今回インタビューした漁師さんたちは、皆30代の若手の方々です。 近年、平均年齢が上がってきている漁師の世界に、若い風を与えている彼ら。島での暮らしや漁師の仕事について、お話を聞いてみました。
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澤田 知仁さん
2019年3月まで地域おこし協力隊として活動されており、現在はキャンプ場「ゆ~に」の管理と、キャンプ場でキッチンカーを営んでいらっしゃいます。空港で働いたり、日本中を巡ったり、ワーキングホリデーを利用しながら海外を4年かけて旅したりと、根っからの旅好き! そんな澤田さんが、定住の土地に選んだのが利尻富士町でした。「地域おこし協力隊」を卒業後の起業についてもお話を伺いました。
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